「英語の勉強にシャドーイングがいいっていうけど、何がいいんだろう?」
そのように考えている人も多いと思います。
実際シャドーイングが学べる教材は数多くありますから、
その中選ぶとなると迷うことでしょう。
今回は、シャドーイングのおすすめ教材について、
そして最短で英語のスキルが上がる方法について書いていきます。
また、シャドーイングの詳しいやり方はこちらを参考にしてください。

シャドーイングにおすすめな教材5選とは?
シャドーイングの教材は数多くありますが、その中でも大切なのは、
勉強する順番を選ぶということです。
シャドーイングにも順番はあります。
まずはシャドーイングをする前の準備があるために、
以下のようなことが言えます。
1.音読をすること⇒リーディングや発音が身につく
2.音声を聴く⇒リスニングの学習
3,音声を聴きながら一緒に音読する⇒リーディングとリスニングとスピーキングの学習。
4.わからなかった単語や表現を調べたりして覚える⇒リーディング・リスニング・スピーキング・ライティングを使う。
5.黙読する⇒リーディング
6.スラスラ読めるようにする⇒リーディング
7.ここでいよいよシャドーイングです⇒リスニング・スピーキング・ライティングをする。そして発音も。
8.シャドーイングした英文を覚えましょう⇒スピーキング・ライティングをする。そして発音も。
このようになっていて、より基本的なことからしっかりしていくことで、
シャドーイングできてきます。
まずは、普通に音読していくことが大切です。
基本的にシャドーイングは、リーディング、リスニング、スピーキング、ライティングとすべてのを活用します。
順番を守ることで、より正確にシャドーイングができるのです。
シャドーイングをより具体的に理解し身に着けたいのでしたらこの教材がおすすめです。
TOEICリスニング満点コーチが教える 3ヶ月で英語耳を作るシャドーイング
TOEICリスニング満点コーチが教える 3ヶ月で英語耳を作るシャドーイング
発売日:2017/2/8
こちらの本は、英語がなかなか聞き取れないリスニング力を上げたいという悩みに答えてくれる本です。何度英語を聴いても聞き取れるようにならないと困っている方、英語の勉強で躓いている方にとてもおすすめの教材です。最も効果的な英語のリスニングトレーニングを紹介してくれているために、どうやったら聞き取れるようになるかという疑問も浮かばなくなります。
リスニング力を上げるために必要なのはただひたら聞き流すだけではなく、それに応じた対処法が必要になってきます。この教材は、同時通訳者の基礎訓練法として使われていたシャドーイングを始めるためのトレーニング方法を紹介しています。
いきなり英語学習者がシャドーイングを始めても挫折しやすいために、それだけ続けていても、リスニング力が上がることはあまりないといいます。
この教材では、英語学習コーチの著者が独自のトレーニング方法でTOEICリスニング満点を達成した7ステップの「タニケイ式シャドーイング」を紹介しています。
このシャドーイングはどんな英語レベルの人でも無理なく続けられるために、効果が出るトレーニングです。
自己流で勉強してきて続かなかった人や初心者にもお勧めできる一冊になっています。
1日30分3か月でTOEIC100点ほどの英語レベルがアップできると表紙には書かれていますが、
それも継続していけばわかると思います。
3か月分の教材とダウンロードできる音声が付いているのでこの教材ですぐにシャドーイングを始められます。他にも英語学習に役立つ様々な情報があります。
初心者におすすめできる教材
英語初心者ですと、特に英語への興味が学習意欲や記憶への残りやすさへ影響します。
だからこそ、興味を持てる内容のものをお勧めします。
あまり長文すぎると途中で挫折してしまう可能性があるので、
いきなり長文のものは選ばず、なるべく短めのものを選択してみましょう。
英語初心者におすすめなのはこの教材です!
〇[音声DL付]究極の英語リスニング Vol.1 1000語レベルで1万語[最初の1000語] 究極の英語リスニングシリーズ
[音声DL付]究極の英語リスニング Vol.1 1000語レベルで1万語[最初の1000語] 究極の英語リスニングシリーズ
英語で有名のアルクが出版している教材です!
無料でダウンロードできる音声とともに英語学習ができる電子書籍で、
効率的にリスニング力の伸ばしたかったり、英語のニュースを読もうとしたけど難しすぎて挫折してしたなどそのような方にお勧めできる教材です。
シリーズ合わせて4冊あり、ボリューム1は初心者向けで1000語を取り扱っています。
だれでも知っているような基礎的な単語がほとんどなので初心者でも読みやすく聞き取りやすいです。
音声の速度も1分間に100語程度のスピードのゆっくりからさらに速いナチュラルなど3段階のスピード調整が可能です。
英文は100語前後から600語以上のものまで合計50本あり、長さにかかわらないで、3つづつ質問があります。聞き取りのポイントもわかりやすいです。
英語の中級者向けにおすすめできるシャドーイング教材
中級者の場合は少し難しいものを選びましょう。
なるべく長文を読めたりした方がいいですし、
ニュースやスピーチ、プレゼンテーションなどで活用できると便利ですね。
初心者向けのが終わったら、さらなるレベルアップに中級者向けの教材を挑戦することで、
次のステップへ進めます。
シャドーイングは英語力アップにとても役に立つので、
そのなかで中級車にお勧めの教材を紹介します。
〇[CD付]決定版 英語シャドーイング【改訂新版】
[CD付]決定版 英語シャドーイング【改訂新版】
発売日:2017/3/3
シャドーイングについてやそのメカニズムについても詳しく書かれています。
シャドーイングの実践するのによく役に立つ19本のトレーニングがレベル別に3段階に分けて用意されています。
スピードもゆっくりからスタートできるのでとてもやりやすいです。
ネイティブ同士の会話から、ニュースや英語のプレゼン研究の実況中継、
オバマ大統領のスピーチ、トム・クルーズへのインタビューなどさまざまです。
最初は優しいものからスタートできるのでポイントもつかみやすく、レベルを徐々に上げて行けるので自分に合ったところから挑戦できるのでステップアップできます。
この本で英語を最短ルートで身につけましょう。
〇英語上級者向けのシャドーイング教材
英語上級者には中級者よりもさらに難度の高い語彙力や文法力が必要となるものや文章が長めのものが収録されている教材を選ぶことをおすすめします。
上級者なら難易度が高くてもついてこれると思うのですが、
正確に聞き取るのは難しいかもしれません。
なるべくなら、自分の得意な分野だけでなく、苦手なところにもチャレンジしていくことも大切です。
上級者にお勧めの教材があるので紹介します。
CD付 耳と口が「英語モード」になる 同時通訳者のシャドーイング
CD付 耳と口が「英語モード」になる 同時通訳者のシャドーイング
著者: 木内裕也,工藤紘実
発売日: 2015/02/26
世界で活躍している同時通訳者が教える英語上達をするための王道のメソッドになります。
同時通訳者を目指す人が実際にやっているという英語力を向上させるトレーニング方法がこの教材に集約されています。
ビジネス交渉から国際会議、プロスポーツな様々な分野で活躍している同時通訳者がわかりやすく書いた教材です。
上級者はLesson3以降の上級~実践編からやってみるといいでしょう。
この教材でシャドーイングトレーニングを実践してみて英語力を向上させましょう。
〇語彙力を増やすためのシャドーイング教材
シャドーイングをする上で語彙力も必要になってきます。
単語がわからなければ読めない文章も出てきますからね。
辞書を引くのもいいですが、単語帳を使って覚えていくと便利です。
これもシャドーイングをするといいでしょう。
〇速読英単語 入門編 [改訂第2版]
速読英単語 入門編 [改訂第2版]
作者: 風早寛
出版社: Z会
発売日: 2010/10/25
この教材は大学受験生向けに作られた単語帳ですが、
英文が難易度別に掲載されていて、例文が載っているために、
覚えた単語でシャドーイングをするのにとても便利な教材です。
英単語を楽しみながら面白く覚えていくことができます。
レベル別に分かれているので難しいと苦しむ必要もありません。
語彙を効率的に増やしていくのに役に立つ教材ですのでおすすめします。
入門編が終わったら、必修編・上級編とレベルごとにステップアップしていくと、
より語彙を増やすことができます。
必要最低限の単語しか掲載されていないのもありますが、
よく使われる単語ですので、とても素晴らしい教材と言えます。
ぜひとも手に取ってみてくださいね。
シャドーイングにおすすめ教材5選のまとめ
いかがでしたでしょうか?
レベル別の教材を紹介していきましたが、シャドーイングを効率的にするためには、
あなたのレベルに合った教材を選択することが大切になります。
その上でシャドーイングを実践していて英語をマスターしていくことができるのです。
段階を飛ばしてしまうと苦戦するだけでなく、英語に苦手意識を持ってしまう可能性もありますし、
それは避けたいですよね!
なるべくあせらず自分のレベルに合った教材を選んで実践していくことは遠回りのように見えますが、
結果的に最短で英語力をつけることができる道筋と言えます。
なので、ぜひとも今回紹介したレベルに合った教材を使ってみることをお勧めします。
英語はしっかり地道にやっていけば身につくものなのでシャドーイングも地道にやっていきましょう!
